コア材のお手入れ方法

最近、コア材のお手入れ方法について多くの質問を受けています。私のサイトから購入したコア材のボウルのお手入れについて質問するお客様であれ、コア材のコーヒーテーブルの輝きを復元する方法に困惑している人であれ、コア材のお手入れは、非常に価値のある家宝を守りたい私たちにとって最優先事項です。

コア材のお手入れは、扱う木材の種類や環境によって異なります。一般的に、いくつかの例外はありますが、コア材のメンテナンスは簡単です。定期的なほこり取り、家具用オイルの塗布、何らかの磨き剤や木材用シーラントによる仕上げが必要です。

投資を保護し、コアの家具や芸術作品を何世代にもわたって維持したい場合は、ハワイアンアートのお手入れが最も重要になります。

環境に細心の注意を払う

木材は有機材料であり、環境とその変動の影響を受けます。日光や熱から湿度や水分まで、あらゆるものが木材に影響を与える可能性があります。第一の防御策は、木材を日光や熱から戦略的に遠ざけることです。つまり、覆いのない窓、通気口、暖炉の近くは避けてください。熱は木材の色を歪ませ、仕上げを侵食し、木材を変形させてひび割れを引き起こす可能性があります。横の写真は、してはいけないことの例です。マントルピースの上に置かれた木製のボウルは、暖炉から発生する熱の影響を受けやすいです。

ほこりが頻繁に

ほこりを払うことの重要性と、それが木材の外観に与える影響は、しばしば過小評価されています。空気中の細かい粒子が木材に薄い層を作り、木材に傷をつけ、その輝く表面を隠すことがあります。頻繁にほこりを払うことで、このような蓄積を防ぐことができます。マイクロファイバー(上の写真のような)または綿の布を使用すると、木材を傷めずに済みます。また、手の届きにくい場所や細かい装飾が施された場所には、静電布またはラムウールを使用することもできます。これらの帯電した素材は、静電気を利用してほこりの粒子を引き寄せます。

ほこりを払うのは簡単です。頻繁に行ってください。薄い層のすぐ下に潜む光沢に驚かれることでしょう。

木材クリーナーの使用には注意してください

ほこりを払うだけでは不十分な場合があり、木材クリーナーを使用する傾向があります。 ただし、「万能」クリーナーは絶対に使用しないでください。木材の仕上げが傷む可能性が高くなります。代わりに、湿った布(濡れた布ではない)を使用して、ほこりを払い落としても落ちない汚れやシミを取り除きます。木材は必ず乾いた状態にしてください。必要に応じて木材用ポリッシャーを使用することもできますが、使いすぎないように注意してください。これらの製品は、光沢のある仕上げに石油または蒸留物を使用しているため、ほこりや汚れが蓄積して混ざり、曇ったつやのない汚れが残ることがあります。ペーパータオルで磨くと、蓄積を防ぐことができます。

コアウッドボウルや家宝の特別なお手入れ

ボウルの表面やコーティングの状態は、コアウッドボウルのお手入れやメンテナンスの仕方に影響します。まずは表面を検査してください。不安定な兆候、緩んだ部分、または表面の損傷が見られる場合は、保存家または木材仕上げの専門家に依頼したほうがよいでしょう。表面が安定している場合は、推奨されるメンテナンスガイドラインを使用できます。

KoaWood Ranch で販売されているコアボウルのほとんどは、デンマーク産オイルと蜜蝋でシンプルに仕上げられています。そのため、ボウルのお手入れはシンプルで簡単です。お持ちのボウルがそのようなボウルである場合は、次の点に注意してください。

1. 定期的にほこりを払ってください。
2. 年に一度、蜜蝋を塗ってください（乾燥した気候に住んでいる場合はもっと頻繁に塗ってください）。
3. 極度に乾燥している場合は、蜜蝋をさらに塗る前に再度オイルを塗ることもできます。

食品を扱うために仕上げられた（ミネラルオイルで）ボウルをお持ちの場合は、次のことを行ってください。

1. 中性洗剤とぬるま湯で手洗いしてください。 (木の表面を傷つける恐れのある金属や鋭利な物は絶対に使用しないでください。代わりにナイロン製、傷がつきにくい、または木製の食器を使用してください。)
2. すぐに乾かしてください。ボウルの中に液体を残さないでください。ボウルをシンクに浸したまま放置しないでください。
3. 定期的にミネラルオイルを薄く塗ってください。

ボウルがニスで密封されている場合は、ほこりを払う以上のことはほとんど必要ありません。必要に応じて、ワックスをかけたり、木材用ポリッシャーで磨いたりすることができます。ただし、すべてのポリッシュが同じではないことに注意してください。ポリッシュの中には、効果よりも害をもたらすものもあります。

エアゾール研磨剤は、木材にシリコンオイルやその他の汚染物質を付着させることが知られています。さらに、ワニスやラッカーを侵す溶剤が含まれている場合もあります。そのため、エアゾール研磨剤の使用は避けたほうがよいでしょう。

液体ポリッシャーには、オイルや不乾性オイルなど、さまざまな形があります。どちらも、長期的なダメージを引き起こす可能性のある香料や着色料などの複雑な成分が含まれているため、私は使用を避けています。

デンマーク オイルなどの乾性油は仕上げに使用する場合は最適ですが、メンテナンス用の艶出し剤として使用する場合は、時間が経つと変色する可能性があるため、必ずしも最適ではありません。私は木材が乾燥している場合にのみ使用します。

私が最も気に入っていて、コア材に最もダメージを与えないのはワックスです。比較すると、ワックスは安定しており、前述の磨き剤に固有の問題は一切発生しません。唯一の欠点は、磨き落とすのに少し手間がかかることかもしれません。しかし、その余分な作業は価値があります。

常に覚えておくと良いこと:

• 木製のボウルを決して水に浸したり、液体の中に放置したりしないでください。
• 木製のボウルを電子レンジやオーブンに入れないでください。
• 木製ボウルを食器洗い機に入れないでください。
• 木製のボウルを太陽の下に放置しないでください。

コア材家具の保護

傷やひび割れは避けられませんが、それを隠したり完全に防ぐためにできることがいくつかあります。例えば、 擦り傷は、液体ポリッシュ スクラッチ カバーを使用して隠すことができます。場合によっては、その部分を磨くことで問題が解決することもあります。

しかし、最良の方法は、日常生活でダメージを与える要素を最小限に抑え、予防策を講じることです。たとえば、コースターを使用すると、木材に湿気が触れるのを防ぐことができます。また、鍋敷きを使用すると、直射日光や火傷から守ることができます。個人的には、テーブルクロスとマットを常に使用しています。テーブルトップの傷を防ぐだけでなく、こぼれた液体を吸収して保護してくれます...ワイングラスを 1 つか 2 つ倒したことはあります :)

木材を乾燥させないようにする

木材が乾燥すると不均等な収縮を引き起こし、その結果、木材が腐ったり、ひび割れが生じたりすることがあります。木材は、長期間保管されていたり、乾燥した環境に住んでいるために乾燥してしまうことがあります。定期的に木材の状態を検査することが重要です。

仕上げオイルは、木材の細孔に深く浸透して栄養を与え、保護するように設計されています。これにより、木材に長持ちする耐水性のバリアが生まれます。デンマーク オイルは効果的に浸透し、コア材の自然の美しさと木目を最も引き立てることがわかりました。私はコア材を使ったすべての木工製品にデンマーク オイルを使用しており、作品が乾燥しているように見える場合にのみオイルを塗り直しています。

木材にニスや樹脂を塗ると、木材の表面と気孔は永久に塞がれます。これらの処理は本質的に動きを制限し、木材を可塑化します。そのため、オイルを塗る必要はありません。オイルは浸透しません。ただし、ニスやシーラントが摩耗して多孔質になっている場合は、木材を保護し、外観を復活させるために、木材を修復または再仕上げすることをお勧めします。

コア材の修復と再仕上げ

コア材の修復と再仕上げの方法は、目的によって異なります。新品のような外観にしたいですか、それとも古びた外観でも構いませんか? 新品のような外観にするにはより多くの労力が必要ですが、古い外観にしておく方が簡単かもしれません。

歴史的なまたはアンティークのコア材製家具を修復しようとしていて、古く見えても構わないのであれば、家具の掃除だけを考えればよいのです。まずは損傷の修復（再取り付け、部品の交換、接合部の再接着など）を行います。次に、マーフィーズ オイル ソープなどの木材クリーナーまたは同等のもので掃除します。次に、#0000 スチール ウールで表面を整えます。このとき、常に木目に沿って作業します。こうすることで汚れや垢が除去されます。完了したら、家具用オイルを塗って木材に浸透させます。24 時間待ってから、家具用ワックスで保護コーティングします。

コア材のピースを完全に再仕上げする場合は、既存の仕上げを完全に剥がして木材を露出させる必要があります。これは非常に手間がかかります。損傷を修復した後、ピース全体を細部まで研磨して均一に滑らかにします。これには、へこみを蒸して取り除くか埋めることも含まれます。木材が完全に未仕上げの状態に戻ったら、オイルを塗ることができます。少なくとも 24 時間硬化した後、保護ワックスまたは仕上げ剤を塗ります。

コア材には絶対に染料を使用しないでください。美しさは木材本来のものであり、それを隠そうとは思わないでしょう。コアにはさまざまな色があり、染料を使用すると自然な外観が変わってしまいます。

長寿はあなたの報酬です

コア材の家具を維持し、手入れする努力に対するご褒美は、美しい家宝、会話のきっかけとなる品、そして、最初に手に入れた日と見た目も感触も同じままの家具で満たされた家であり、今も、そしてこれからの何世代にもわたってその家が保たれることです。